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ひとりかくれんぼ
心霊スポット探検記

     -*-

「一人隠れんぼ」というゲームがWeb上で広まっています。
 上記は、この一人隠れんぼを題材にした実況サイトです。

 心霊現象の存否には諸説ありますが、刃物を用いるなど、単純に危険な面もあります。特に、一人暮らしで鍵を開けておくと、もっと端的に危険な者を呼び込んでしまうかも。泥棒とか強盗とか。

 色んな意味で、実行は自己責任で。


【手順】
[必要なもの]
・ぬいぐるみ(手足のあるもの)
・米(研いでいないもの)
・刃物
・赤い糸
・縫い針
・塩水(岩塩が望ましい)

[事前準備]
1 ぬいぐるみを開いて綿を抜き、代わりに米を詰める。
 このとき、自分の爪または血をつけた紙片を一緒に詰めておく。
2 ぬいぐるみの開いた部分を赤い糸で縫う。
  このとき、余った糸はぬいぐるみに巻きつけておく。
3 隠れる予定の場所に、塩水を用意しておく。

[実行手順]
1 ぬいぐるみに名前をつける。
  自分の名前以外であれば、好きなものでも嫌いなものでもよい。
2 ぬいぐるみに、「最初の鬼は〔自分の名前〕だから」と3回言う。
3 ぬいぐるみを風呂桶に入れ、水に浸す。
4 家中の明かりを消して、テレビかラジオをつける。
5 目をつぶり、声を出して10数える。
6 刃物を持ち、探しているふりをしながら、風呂場に行く。
7 風呂場に着いたら、「〔ぬいぐるみの名前〕見つけた」と言ってぬいぐるみを刺す。
8 ぬいぐるみを風呂桶に戻しながら、「次は〔ぬいぐるみの名前〕が鬼」と言う。
8 置いたらすぐに逃げ、塩水を用意しておいた場所に隠れる。

[終わり方]
1 塩水を口にふくみ、隠れてる場所から出て、ぬいぐるみを探す。
  このとき何かを見たり聞いたりしても、塩水を吐き出さない。
  万一、塩水がなければ息を止める。
2 ぬいぐるみを見つけたら、残りの塩水をぬいぐるみにかけて、
  口の中の塩水も吹き掛ける。
3 「私の勝ち」と3回言う。
4 ぬいぐるみは必ず最後に燃える形で捨てる。

     -*-

 ジェイムズ・フレイザー卿(『金枝篇』の著者)の学説が出てきたり、呪術や降霊術との関連を語ったり、現代日本で無意識に信じられている「民族宗教」をかいま見るようで、とても興味深い展開になってます。
 これからの寝苦しい夜には最適かも。

 どちらも、携帯用のサイトもあります。

 
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小学校低学年のころ、布団に足をつっこむと、
たくさんの手に足をなでまわされてた。

当時は成長痛で膝の裏が痛かったりしたから、
「背が伸びるときは、足に変な感覚があるもんなんだなー」
と思ってた。

でも、わさわさ触って来る指の感覚が嫌で、
中学くらいまで、膝を丸めて寝る癖が抜けなかった。

今日は本当に風の強い夜だよ。京都はどうなんかな?

引っ越してきて最初の不思議体験がこんな風の強い日やった
ので、ついでにお話してみましょう。

私は名古屋から引っ越してきたんやけど
最初は田舎過ぎて馴染めんかった。。

夜の八時過ぎたら店みんな閉まるし、近所に何もなくて
一番近い自動販売機まで歩いて10分かかるようなところで
名古屋に戻りたいとはそう思わんだけど、やっぱり
なかなか馴染めなかった。

で、ある夜。
桜も散って、ちょうどこんな風の強い日の夜。

テレビを観ていて、ふと窓の方を見たのですよ。

そしたら、隣の家の屋根からドッジボールくらいの
丸いものがぴゅーと飛んでいったのです。
色はオレンジ色。というか、絵の具でいう肌色。

。。。あれ何だったのか?とぼんやり考えていた。
怖くも何ともなかったなあ。

で、2日後、お隣のおばあさんが亡くなった。

今だと(あー、そういう事ってあるっていうよねー)
なんて思うけど、当時はそんな話聞いたこともなくて
2つの事柄を結びつけて考えるなんて事もしなかったの。

今考えれば、何か関係あったのかも知れないなあって思うけど。


丸い球関連でもうひとつ。。


それから数年後、また球を見たのですよ。
場所は前回と同じ椅子。テレビは観てなかったけど。

ピアノの練習に飽きて、椅子に座ってぼけーーーーっと
外を見ていたら、同じくドッジボールくらいの大きさで
色は深い青味がかった緑色の球がすーーーーっと通っていった。

あー!と思った時には、屋根の向こうに移動して消えた後。

でもやっぱり特に気にせず就寝。

そしたら、夜中に鐘が鳴るんよ。

鐘というのかなんというのか、無知なのでよく知らないんだけど
金属の丸い平べったいやつ。
床に置いてトンカチみたいなので叩くと「キン」って鳴るやつ。

あれが何処かで鳴ってるんよ。真夜中に。
「キン・・キン・・」って。

ちなみに私の実家近辺では、誰かが亡くなると
お葬式の時刻の数の鐘を鳴らすという風習があります。
(15時からなら3回鳴らす。それでご近所に告知する)

でも夜中には鳴らさないし、うちはJRの線路間近なんやけど
夜中にJRが線路の補修をしたりもするから
きっとそれやろうと思って気にもせず寝ていた。
少しうるさかったけど。

そしたら・・・・後はご想像のとおり、ご近所で
亡くなった方がいらっしゃったのです。

JRの補修工事の際は事前に近所の各家庭に
告知のビラが入るのだけど、それもなかった。

大学は色々出るらしいとはサークルの先輩から聞いておった。
幽霊とか浮浪者とか自殺者とか猫とか。

で、学祭近くに、学祭用即席バンドの練習をしていたのじゃよ。
ちなみに練習用ボックスはみんなで交代で私がおったバンドは
2時くらいから始めて4時くらいまでやって、

練習終わったんやけど、私以外の子らは皆学校近くに住んでたり
一限から授業とかで、私一人が歩いて帰る事になったんよ。
(歩いて30分くらい)

で、大学は丘のてっぺんにあるので、登下校の際は
必ず芸坂と呼ばれる坂を上り下りせんならんのです。

私も芸坂を下り始めたのだが、後ろからコツコツ音がするの。
ちなみに私はスニーカー。

?と思って振り返るけど、誰もおらん。

でも歩くと音がするねん。コツコツ コツコツって。
しかも段々大きい音になってくるねん。

3回目に振り向いて誰もおらんだ時にちょっと怖くなって
でででーって走り出した。

ほいで芸坂を下りきったところで音はせんくなった。

でも、怖くなって近くのコンビニ(でも歩いて5分かかる)で
しばらく時間潰してから帰って寝た。

これは二回生の時の話。


そして三回生になって、今度は実技試験間近の話。

私が住んでたマンションは壁なんてないんじゃないかという程
安普請で、隣人がドライヤーをかける音まで聞こえてきてん。

そんな部屋やから、ピアノを弾いていいのは20時まで。
でも、それじゃとてもじゃないけど試験に間に合わんから
私はずっと学校で練習をしておった。

レッスン室は20時までで終わりやから、それ以降は
ピアノが置いてある普通教室に忍び込んで
勝手に電気つけたりして弾きまくっててん。

その日は別の教室で練習してた友達が車で送ったろって
言うてくれたから、0時くらいまで練習しよってなって
せっせと弾いとったんよ。

23時半くらいになった時、弾きにくいところをさらっててん。

そしたら、耳元でガラガラ声の男の人の声で

「上手やな」

って急に聞こえたん。
めっちゃ驚いた。

見渡しても誰もおらんし、あまりに耳元やったし、
逃げるような場所もないし。

未だに何やったんかわからん。
確かに自殺があった教室やって言うのは聞いた事があったけど
自殺したのは女生徒っていう話やったし。


あんまり怖くないけど、両方とも後でめっちゃ怖くなった。

 子供のころ、団地の四階に住んでいた。

 一方は壁、一方はベランダに挟まれた部屋の角にテレビがあって、
 テレビを観ながら留守番をすることがよくあった。

 テレビを観ていると、ベランダも視界に入る。
 磨りガラスが、ぼんやりと白く光っている。

 視界はあまりよくない、曇り空の日。
 見るでもなく見ているベランダを、誰かが駆け抜けていく。

 大人の大きさのシルエット。
 いつも右手から左手の方に、隣の部屋から何もない方向に、「それ」は走り去る。

 団地を引っ越すまでの間に、4~5回は見たと思う。
 形は、いつも違った。
 同じだったのは、厚みのない影絵と、どこかテンポのズレた走り方。
 まるで動いていることの申し訳に、走っているふりをしているだけのような……。

 怖くはなかった。
 そういうものだと思っていた。
 疑問を抱くころには、部屋を変わっていた。

 今も「それ」は、あの部屋のベランダを走っているのだろうか。
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庵主近況
■平成19年4月29日「怪異録」の移転先として開設
■平成19年5月10日「当世奇異雑談集」として新装
■日々に見聞きしたささやかな怪異を記録していきます。
■不定期更新。次は明日か半年後か。
FC2ブログの連投制限に耐えかねて逃げて来るかもしれません。来ないかもしれません。
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